ボツリヌス・トキシン製品の安全性について

ボツリヌス・トキシン製品の安全性について

ボトックスにはさまざまな種類がある

実はボトックスとは商標登録名、つまり「商品名」であって、ボツリヌス・トキシン製品全般を指し示す言葉ではありません。ボトックスの商標権を持っている企業はアメリカにある「アラガン」という製薬会社。厳密にいえば、アラガン社が製薬したものをボトックスと呼び、類似薬品はボトックスではなくボツリヌス・トキシン製品というべきです。ボツリヌス・トキシン製品には様々な種類があります。ここではボトックスだけでなく、その他のボツリヌス・トキシン製品も交えてご紹介していきます。

ボトックス(アラガン社/アメリカ) 商標権を持っているアメリカの製薬会社、「アラガン社」が製造販売しているボトックスです。数多くあるボツリヌス・トキシン製品の中でももっとも信頼性が高く、世界中で用いられています。信頼性への担保としてやや費用は高めですが、それに見合うだけの安全性と品質を兼ね備えた、まさに正真正銘の本物のボトックスといえます。
ボトックスビスタ(アラガンジャパン社、
グラクソ・スミスクライン社/日本)
日本国内で唯一、厚生労働省による製造販売認証を受けたボツリヌス・トキシン製品。それがボトックスビスタです。アラガン社の日本法人である「アラガンジャパン社」が販売しており、本来のボトックスとまったく遜色ない品質・安全性を誇っています。製造はアメリカ国内の工場で行われ、品質を損ねないよう細心の管理体制のもと、日本に輸入されています。
ボトックス(アラガン社/アイルランド) 正規品であるものの製造コストが抑えられており、安価に利用できるという点がアイルランド製ボトックスの魅力。そのため、日本国内でも多くの美容外科がアイルランド産のボトックス注射を行っています。欠点としては、輸送に伴う品質の劣化が懸念される点で、ボトックス注射特有の効果が激減している劣化品も多く見つかっています。
ディスポート(イプセン社/イギリス) ボトックス以外のボツリヌス・トキシン製品で、アメリカのFDAの認証を受けているのがイギリスの製薬会社「イプセン社」が製造販売しているディスポートです。シワ取りの効果はボトックスを上回るほどともいわれていますが、主にヨーロッパ周辺国で使われており、日本国内で用いている美容外科は多くありません。
ニューロノックス
(メディトックス社/韓国)
韓国の「メディトックス社」が製造販売している、韓国製のボツリヌス・トキシン製品がニューロノックスです。KFDAの認証を受けており、安全性・品質の保証があるボツリヌス・トキシン製品として、韓国国内ではテピョンヤン社のメディトキシンと並ぶ人気があります。効果もボトックスと遜色ないといわれています。
メディトキシン(テピョンヤン社/韓国) 韓国の「テピョンヤン社」が製造販売している、韓国製のボツリヌス・トキシン製品がメディトキシンです。ニューロノックスと同様、KFDAの認証を受けており、日本国内でもメディトキシンを利用したボトックス注射を行っている美容外科が数多くあります。世界中で使用されている、信頼性の高いボツリヌス・トキシン製品といえます。
リジェノックス
(HANSbiomed社/韓国)
韓国の「HANS biomed社」が製造販売している、韓国製のボツリヌス・トキシン製品がリジェノックスです。他の韓国製ボツリヌス・トキシン製品と同じくKFDAの認証を受けた安全性の高いボツリヌス・トキシン製品で、世界中の美容外科で使用されています。安価な費用で使いやすく、リーズナブルなボトックス注射の施術を受けることができます。
BTXA(Lanzhou社/中国) 中国の「Lanzhou社」が製造販売している、中国製のボツリヌス・トキシン製品がBTXAです。BTXAは「ボツリヌストキシンタイプA」を意味し、アラガン社のボトックスを代表とするボツリヌス・トキシン製品の総称のようなものです。中国製のBTXAによるボトックス注射は非常に安価ですが、品質のバラつきが多くアレルギーの発症確率が高いなど問題も多いようです。
ゼオミン(メルツ社/ドイツ) ドイツの「メルツ社」が製造販売している、ドイツ製のボツリヌス・トキシン製品がゼオミンです。ゼオミンは非常に高純度なボツリヌス・トキシン製品で、注射を重ねても抗体ができにくく、何度でも使えるという点が魅力です。高品質なアラガン社のボトックス注射でも繰り返し使用を続けていると抗体ができてしまう可能性があるため、継続的にボトックス注射を受けたいという場合にはゼオミンが最適です。

ボトックスにおすすめのクリニックのご紹介はこちら

pagetopへ